小児科

ミルクアレルギーで除去したら、カルシウム不足への配慮が必要です

ミルクアレルギーとカルシウム不足のポイント

  • 乳製品を摂取できない場合、高率でカルシウム不足になります
  • 乳製品のように効率的にカルシウムを吸収できる食品はありません
  • ミルクアレルギーの場合、代替食品からカルシウムを摂りましょう
Dr.KID
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まずはポイントから!

骨とカルシウムについて

骨はカルシウムとリンを中心に構成されています。
このカルシウムは骨で排出・吸収を繰り返し、成長したり、修復したりしています。

ですので、適切なカルシウム摂取が骨の成長には欠かせません。

ミルクアレルギーがカルシウム不足になりやすい理由

ミルクアレルギーのため、乳製品を全く摂取できないと、カルシウム不足が非常に起こりやすいです。
ミルクアレルギーの子供の約50%で、カルシウム不足を起こしているといわれています。

牛乳などの乳製品は非常に吸収の効率が良いのですが、その他の食品では、それほどカルシウムを効率よく吸収できないからです。

カルシウム不足をどう補給するか

離乳食が進んでいない時期は、アレルギー用のミルクを積極的にとりましょう。

離乳食にもアレルギー用ミルクを使用して食べさせると良いです。
牛ミンチや味噌など、匂いの強いものを混ぜると、アレルギー用ミルクの独特な匂いが軽減します。

 大豆アレルギーがないなら、豆乳で作られたヨーグルト・アイスクリーム・生クリームなどを使い、乳製品のかわりにカルシウム源にしましょう。

カルシウムの必要摂取量を教えてください

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1日に必要なカルシウム摂取量は以下の表のようになります

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カルシウム100 mgを摂取できる目安としては、食品ごとに以下のようになっています;

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代用食品でどのように必要量を摂取するか、考える必要があります。

 

ABOUT ME
Dr-KID
このブログ(https://www.dr-kid.net )を書いてる小児科専門医・疫学者。 小児医療の研究で、英語論文を年5〜10本執筆、査読は年30-50本。 趣味は中長期投資、旅・散策、サッカー観戦。note (https://note.mu/drkid)もやってます。