止瀉薬

小児の止瀉薬のベルベリンについて

ベルベリンは、止瀉薬(下痢止め)の1種です。
ベルベリンの殺菌・抗炎症作用によって、下痢に対して有効性を示すと考えられています。
殺菌作用に関しては、常用量であれば副作用がほとんどないと考えられています。

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ベルベリンと含む処方薬

ベルベリンを含む処方薬ですが、

  •  フェロベリン
  •  キョウベリン
  •  リーダイ

あたりが該当します。

ベリベリンを含む市販薬

ベルベリンを含む市販薬ですが、

  •  アクロミンカプセルA:8歳以上
  •  エクトール:8歳以上
  •  エクトール赤玉:3歳以上
  •  紫香:3歳以上
  •  小中学生用ストッパ下痢止めEX:5歳以上
  •  新宇津こども下痢止め:1歳以上
  •  新オルマイト錠:5歳以上
  •  新タントーゼA:5歳以上

などなど意外と多数あります。

ベルベリン水和物あるいはタンニン酸ベルベリンとして配合されていることがあるようです。

まとめ

ベルベリンは処方薬は数種類ですが、意外と市販の下痢止め薬に含まれているようですね。

有効性を検討した研究結果などは、次回以降にご紹介できればとおもいます。

 

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ABOUT ME
Dr-KID
このブログ(https://www.dr-kid.net )を書いてる小児科専門医・疫学者。 小児医療の研究で、英語論文を年5〜10本執筆、査読は年30-50本。 趣味は中長期投資、旅・散策、サッカー観戦。note (https://note.mu/drkid)もやってます。