前回はトイレトレーニングを始める前に、親も子もトレーニングの準備ができているかどうかを確認しました。
今回は、実際のトレーニングについて説明していこうと思います。
トイレトレーニングを開始する
トイレトレーニングをにも順番があり、毎回おなじ順番で指導すると、お子さんの理解も早まると思います。具体的には、
- トイレに行こうと話す
- 服を脱がせる
- 座らせる
- 尿・便をする
- 拭く
- 服を着る
- トイレを流す
- 手を洗う
という順番になります。
トイレに行く前に…
トイレに行く前に、トイレでおしっこをする、うんちをする、という行為を言葉で教えてあげましょう。
「おしっこしにいこ?」「おトイレいこ?」
など、簡単な言葉で大丈夫です。
トイレトレーニングを開始する前に、おむつを頻回に替えるとよいかもしれません。
おむつをマメに替えることで、こどもが「オムツは湿っていないほうが心地よい」と感じてもらうのが狙いです。
こども用の便座を買いましょう
こども用の便座やおまるを買ってあげましょう。
トイレトレーニングを楽しむために、こどもの好きなキャラクターを準備してあげるとよいでしょう。
いきなり便座をトイレにおくのではなく、最初は(綺麗な便座を)リビングなどで触らせて、抵抗をなくすとよいでしょう。
服を着せたまま座らせたり、イメージトレーニングをしたり
こども用の便座やおまるになれたら、座らせてみるとよいでしょう。
最初は服を着せたまま座らせて、少し遊ばせたり、本を読んだりしてみましょう。
座らせる前後に、トイレトレーニングについて子供に話したり、絵本を使って「こうやるんだよ」と事前にイメージさせておくと良いでしょう。
ルーチンを確立しましょう
トイレトレーニングは毎日決まった時間に、決まった順序で行えるルールを決めてしまいましょう。例えば、
- 朝、起きた後
- 食事を食べた後
はトイレに行く、と決めてしまうと良いでしょう。
こどもも同じタイミングでトイレにいくと、段々と慣れて着ます。
慣れてきたら、衣類を外してみましょう
トイレに座ることがなれてきたら、ズボンとおむつを外して座らせてみましょう。
この時期からトレーニングパンツを導入してみてもよいでしょう。
ポイント
焦らない、怒らない、罰しない
トイレトレーニングを開始すると、本人が嫌がってしまうことがあります。
そんなときは焦らず、一旦、立ち止まるか、中断してもよいでしょう。
焦ると、こどもはトレーニングを嫌いになってしまいます。
同じように、ちょっとうまくいかなくても、怒ったり、罰したりするのもNGです。
こどもの自尊心を損なわないようにトレーニングをしていきましょう。
たくさん褒めて、伸ばしましょう
逆に、本人が上手にできたら、沢山褒めてあげましょう。
- 衣類を脱いで座れた
- トイレにいきたくなった時、教えてくれた
など、褒める機会を増やしてあげましょう。
まとめ
トイレトレーニングの手順について、簡単に解説してみました。
ご家庭ごとに都合が異なると思いますので、やりやすいようにアレンジするとよいでしょう。
トレーニングは一貫性(ルーチン)が大事なのと、「焦らない、怒らない、罰しない」が重要です。
うまくできた時は、沢山ほめてあげてください。